こいつら出てきたら大注目!!!譜読み攻略~変化記号編~
こんにちは
ノッブです
今回のテーマは………
【変化記号】
です!!!
突然ですが
「♯」 「♭」 「♮」
皆さんはこの3つの記号の
名前、役割を答えられますか?
この3つの記号は曲を演奏する上で
必ず出会います
避けては通れません!
これらの記号は「調号記号」
という形で
このように、曲の始めに書かれていたり
「臨時記号」という
曲中、音符の横にちょこんと
くっついた形で登場します
この記号はかなり頻出記号ですので
役割を覚えておかなければ
登場する度に
わたわたしてしまうこと
間違いなしです!!!
いちいち
「この記号は○○だから、
弾く鍵盤は、えーっと………」
なんてしょっちゅう
鍵盤を確認していたら
ただの時間の無駄です!!!
譜読みにさらに時間が
かかってしまます!!!
そんなことは絶対に
避けたいですよね?
瞬時に弾く音が分かれば
曲に集中出来る時間が増え
引いては練習時間が増えることに
繋がります!!
以下で項目別に
ご紹介していこうと思います
➀「♯」(シャープ)
この記号は
「(元の音から)半音上げる」
ということを意味しています
基本的に「♯」や「♭」の音を弾くときは
黒鍵を使用します
例えば、ファの「♯」ならば
赤丸で囲んだ鍵盤を弾きます
ピアノは、すぐ隣同士の鍵盤の
音の高さの関係は
「半音」の関係にあります
つまり、「♯」が出たときには
元の音のすぐ右隣の鍵盤を
弾くということになります
②「♭」(フラット)
この記号は
「(元の音から)半音下げる」
という意味をもちます
例えばソの「♭」ならば
赤丸で囲んだ黒鍵を弾きます
つまり、「♭」が出たときには
元の音のすぐ左隣の鍵盤を
弾くということになります
③「♮」(ナチュラル)
この記号は
「♭や♯による指示を無効にし
音を元の高さに戻す」
ということを意味します
臨時記号や調号記号に関わらず
一小節内にこの記号が出てきたら
その音は元の高さに戻ります
④番外編その1「ダブルシャープ」
記号の形はアルファベットの
「X」に似ています
この記号は「♯」で半音上げた音を
さらに半音上げなければならない
ということを意味します
⑤番外編その2「ダブルフラット」
記号の形はフラットを
2つくっつけた形です
この記号は「♭」で半音下げた音を
さらに半音下げなければならない
ということを意味します
以上が変化記号の説明になります
臨時記号は一小節ごとに効力を発揮し
その範囲は登場した地点から
右側に限られます
左側には適用されません
最後に一つだけ
「異名同音」について説明したいと
思います
「♯」と「♭」の説明で使用した画像を
ご覧ください
「♯」のときは「ファシャープ」
「♭」のときは「ソフラット」
と説明しました
しかし皆さん疑問に思ったのでは?
「どうして音名が違うのに
同じ場所の鍵盤なんだろう?」
実はこれ「異名同音(いめいどうおん)」
といって実際に聞こえる音は一緒だが
音名が異なる音の事を指します
言い方を分けるのには
音階を覚えていく上で
同じ音が二回出てこないように
するためです
例えば、
レ、ミ、ファ♯、ソ、ラ、シ、ド♯、レ
という音階があったとき
「ファ♯」は「ソ♭」と同じ
黒鍵を弾きますが
仮にこれを
レ、ミ、ソ♭、ソ、ラ、シ、ド♯、レ
と考えてしまうと
「ファ」はどこに消えたんだ?!」
って事になりかねません
それを防ぐために、あえて
音名を言い分けています
いかがでしたか?
私の自作で申し訳ありませんが
「♯」と「♭」、「異名同音」をまとめた
画像を添付します
この記事を見終わりましたら
すぐにこの画像を保存!!
そして拡大コピー!!
して壁に貼り付けて
毎日眺めてください
繰り返し目に入れることによって
記憶の反復になり、覚えやすくなること
間違いなしです!!!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!!