メトロノーム片手にいざチェック!!! ~テンポ用語編~
こんにちは!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【テンポに関する用語・記号】
です!!
ピアノの楽譜には
曲の冒頭部分によく
「この曲はこのテンポで弾くとよい」
という指示が書かれています
上の画像で言う
「Allegretto」などですね
この曲全体の速さは
遅いのか?
それとも速いのか?
その判断材料となるのが
速度記号となるのです
曲全体の雰囲気を決めるので
ある程度の用語は押さえておかないと
イメージダウンにも繋がります
本来はゆっくり弾く曲で
静かな雰囲気なのに
「簡単だから、ちょっと
速めでもいいよね!!」
と勝手な自己判断で速く弾いちゃうと
忙しない曲に聞こえてしまいます
これって自分から
曲の雰囲気ぶち壊しに
行ってるようなものですよ?
この他にも用語では無く
数字で速さを表すものや
曲の途中で速さが変化するときに
つけられる用語や
意味をより強めるために
つけられる標語もあります
今回は基本的に覚えておけばよいものを
項目別でご紹介していければな!
と思います!!
ではでは!!
早速以下で見ていきましょう!
➀メトロノーム記号
でも。これを説明する前に。
「そもそも、メトロノームってなんぞや??」
って頭がはてな?な人もいると思います
メトロノームというのは簡単にいうと
「正確なテンポを取るために用いる機械」
のことをいいます
このようなフォルムをしたものを
一度は見たことある人もいると思います
現在はねじ巻き式や電子系
スマホのアプリなど
その種類は複数に渡ります
では改めまして。
記号の説明に戻りたいと
思います!
実は楽譜の最初に
このような記号が書いてあるのですが
皆さんご存じでしたか??↓
これが「メトロノーム記号」と
呼ばれるものです
一見方程式のようにも見えるこの記号
これは「ベースとなる音符」を
「一分間に何回打つか」
を表しています
上の画像を例にすると
「四分音符」を
「一分間に120回打つ」
という意味になります
次は文字で表記されている
速度記号になります
主に「イタリア語」で
書かれることが多いので
読み方を括弧内に書いておきました
それと、速さの目安として
メトロノーム記号も追記しておきましたので
テンポの程度を把握する手がかりとして
ご利用下さい!!!
ではでは!!見ていきましょう!!!
②「遅いテンポ」を表すもの
・Largo(ラルゴ)→すごく遅く(♩=46)
・Lento(レント)→遅く(♩=52)
・Adagio(アダージョ)→緩やかに(♩=56)
③「ほどほどのテンポ」を表すもの
・Andante(アンダンテ)
→歩く速さで(♩=72)
・Maestoso(マエストーソ)
→荘厳に、威風堂々と(♩=80)
・Moderato(モデラート)
→中くらいの速さで(♩=96)
④「速いテンポ」を表すもの
・Allegretto(アレグレット)
→やや速く(♩=108)
・Animato(アニマート)
→活き活きと速く(♩=120)
・Allegro(アレグロ)
→速く(♩=132)
→快速に(♩=160)
⑤途中でテンポが変わる時の記号
・accelerando(アッチェレランド)
→「accel.」とも。段々速く
・ritardando(リタルダンド)
→「rit.」とも。段々遅く
これらに関しては例として
の動画を添付します
序盤でテンポが遅くなったり
速くなったりしてますので
耳を澄まして聴いてみて下さい!!
ショパン: ポロネーズ 第2番 変ホ短調 Op.26-2 アシュケナージ 1983
・a tempo(ア・テンポ)
→変化した速度を元のテンポに戻す
いかがでしたか?
今回ご紹介したもの以外にも
速度記号は存在します
ですがまずはこの記事で
紹介した記号を
紙に書き出して見える所に
貼り付けて暗記しましょう!
そして、メトロノーム記号があるけど
どのくらいの速度なのか分からない!
と思いますので
お手元に今すぐスマホ等を
ご用意して
メトロノーム専用のアプリを
ダウンロードして下さい!!
私のおすすめは
「Smart Metronome &Tuner」
というアプリです!!
速度は言葉で説明しても
なかなか理解しづらいので
実際に自分の耳で聴いてみて
「なるほど、このくらいの速さか」
と把握してみて下さい!!!
最後まで読んで下さり
ありがとうございました!!!