数が多い「調」を見極めるその方法とは?!

んにちは!

ノッブです!

 

今回のテーマは………

長調短調

です!

 

音楽には沢山の「調」が存在しています

 

クラシック音楽のタイトルの中にも

度々登場しています

f:id:knobbu538:20200509121300j:plain

 例えば………

 

「ピアノ協奏曲第一番 ハ長調

ベートーヴェン作曲)

ノクターン第一番変ロ短調作品9-1」

ショパン作曲)

 

等があります

 

それでは!

 

以下の文を読み進める前に

まず上でご紹介した2曲の音源を

早速再生してみてください!!

 

このとき注目すべきポイントは

「曲全体の雰囲気」

です!!


ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番ハ長調第1楽章Op.15/演奏:園田高弘

 


Chopin Nocturne Op9-1 ノクターン1番 変ロ短調

 

………いかがでしたでしょうか?

2曲を聞き比べてみて

曲の雰囲気は掴めましたか?

 

多くの人は

「協奏曲の方が何だか明るい」

ノクターンの方は暗い雰囲気だ」

と感じたのではないでしょうか?

 

そう感じた方!

いい目の付け所です!

ナイス!!

f:id:knobbu538:20200506090312j:plain

長調」と呼ばれる「調」は

明るい曲調をもつものに多く

 

反対に「短調」と呼ばれる「調」は

暗い曲調をもつものに多いです

 

このように「調」には

曲全体の雰囲気を決定づけてしまう

力が備わっているのです!

 

そしてこの「調」を決める

ものを「調号」と呼びます!

f:id:knobbu538:20200620105531p:plain

このように、ト音記号といった

音部記号の隣に「♭」や「♯」

が1つ、または複数書かれています

*書かれていない場合もあります

 

小節内に出てくる臨時記号とは

違い、「曲全体」に効果を発揮します

 

臨時記号が何か分からない方は

以下の記事をお読み下さい!

 

pianolessun.hatenablog.com

 

例えば上の画像を例に説明すると

「♯」が付いているのは

「ファ、ド、ソ、レ」の4つです

 

「曲全体に効果を発揮する」

ということを踏まえると……

 

この4つの音が曲中出てきたら

どの小節でも必ずその音は

半音上げなければならない

ということになります!!

 

しかし臨時記号が出てきたときは

そちらの指示にも従って下さいね!!

f:id:knobbu538:20200521164014p:plain

「調号」を見て「調」が

分かるようになれば

 

まず、譜読みの時に

「これはどんな曲なのか」

が分かるようになります

 

またその曲の主役となる

「キー」が何の音かが分かります

 

他にも楽譜に書かれている

何の音に「♭」または「♯」が

つくのかチェックすることも出来ます

 

私も小学生の頃は

新しい曲を演奏する際には

まず調号を確認して

 

「何の調かな?」と

親が作ってくれた

長調」「短調」がまとめられた

台紙を確認していました

 

逆にこれを覚えていないと

この曲は○○調だとすぐに分からなく

なってしまいます!

 

「♯」や「♭」の数によって

調の名前は変わります

 

その数何と

長調短調合わせて

合計22個存在します!

 

多いですよね、ホントに

私も最初覚えるとき

「多くない!?」

って思いました

f:id:knobbu538:20200511041920j:plain

 

でも、最初から一気に覚える

必要はありません!

 

調号が少ないものから

一つ一つ確実に覚えていき

 

また曲を実際に演奏していくことで

この調の時は調号が何個ある。

と把握出来るようにしていきましょう!

 

今回は調の種類と名前、

見分け方について

ご紹介していこうと思います!!

 

それでは早速見ていきましょう!!

 

長調短調の種類

各調の名前は

「ハ二ホヘトイロハ」

(ドレミファソラシド)

の文字をとっています

 

ハ長調」や「ハ短調

という感じですね

 

また調を決定するときの

手がかりとなるのは

「その調のスタート音が何の音から始まるか」

となります

 

例えば「ホ長調」の場合は

「ホ」=「ミの音」が

スタートの音になるということです

 

次に「♯」と「♭」の数と調名を

まとめたものを以下に掲載しました

 

是非ご覧下さい!

 

          【調の名前と♯、♭の数】 

 ♯の数   ♭の数  長調   短調  
0     0    ハ長調    イ短調
1     0    ト長調   ホ短調
2     0

   二長調

  ロ短調
3     0    イ長調   嬰へ短調
4     0    ホ長調   嬰ハ短調
5     0    ロ長調   嬰ト短調
0     1    ヘ長調   ニ短調
0     2   変ロ長調    ト短調
0     3   変ホ長調   ハ短調
0     4   変イ長調   ヘ短調
0     5   変ニ長調   変ロ短調

 

♯の付く順番→

「ファ、ド、、ソ、レ、ラ、ミ、シ」

                  ←♭の付く順番

 

この表を見てみると

各項目ごとに2つずつ調が

存在していますね

 

このように記号が同じ

長調短調のことを

平行調といいます

 

②見分け方

ではこの平行調を見分けるには
どうするのか?

 

この方法は色々あるのですが

書いていくと長くなってしまうので

 

私がピアノをやっていた時に

良く実践していた方法を

ご紹介しようと思います!

 

その方法とは

「曲の最初または最後の

最低音(一番低い音)を見る!!」

です!

 

他に私が分かりやすいな!という

見分け方が載っている

サイトのURLを貼付しておきますので

そちらも是非ご覧下さい!!

hurusato-ze.ne

personality-oneself.link

 

いかがでしたか?

沢山ありすぎて、訳分からーん!

って思った方もいると思います

 

ですが、テストを受けるわけではないので

まずは調号が何も付いてない調から

1つずつ覚えていって下さい!

 

そして、これを読み終わったら

すぐに以下のURLをクリックして

音階表をコピーして下さい!

drumimicopy.com

 

そして、長調短調に分け

画用紙などの紙に貼り付けて

クリアファイルの中に入れておいて下さい!

 

暗記したいとき、演奏をする際に

分からなくなってしまったときに

側に置いておくととても便利ですよ!

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!!