演奏に影響を及ぼしてしまう?!理想の演奏に近づくための㊙ポイントとは??
こんにちは!
ノッブです!
今回のテーマは…………
【ピアノを弾くときの姿勢】
です!!
これまでの記事では
主にピアノを演奏する上で
必要となってくる知識について
ご紹介していきました
「知識も付けた事だし
これでピアノが弾ける~!」
って思った方!
ストップです!!
演奏に向かう前にまず
「正しい演奏姿勢」
を身につける必要があります!
スポーツを例に挙げてみましょう
皆さんは新しくスポーツを始めるとき
いきなり技の練習を始めますか?
始めませんよね?
野球だったら打つときや
投げるときの正しい姿勢
卓球だったら
玉を打ち返す時の姿勢
ラケットの持ち方
というように競技をする上で
かなり重要で、かつ基本となる
「姿勢」を初心者の方は
まずは習います
ピアノもそれと同じです
「正しい姿勢」で演奏しないと
演奏しにくくなったり
演奏している内に疲れてきてしまいます
しかも「変な姿勢」で演奏していると
客観的に見たとき、人前で演奏した時に
「変な姿勢だなぁ」と思われてしまいます
逆に考えれば
「正しい姿勢」で演奏出来れば
伸び伸びと演奏ができ
演奏中に疲れてしまう
なんて事態を防ぐことが出来ます
人前で演奏するときも
正しい姿勢で堂々としている方が
自信を持って演奏しているように
見えますよね?
それで格好いい演奏をしてしまえば
「あの人の演奏すごくない?」
って思われちゃいます!!
変な姿勢が身につくと
それが「癖」になってしまいます
皆さんにも覚えがあるとは思いますが
一度身についた癖って
なかなか抜けませんよね
そしてそれを直していくのにも
かなり時間がかかってしまいます
そんなことにならないためにも
ここでしっかりと
「正しい演奏姿勢」を
マスターしていきましょう!
以下でポイント別に
ご紹介していきます
➀イスに座るとき
ピアノで座る椅子は
なるべく高さの調節が
可能なものを選択してください
演奏者の身長は個人差がありますから
自分にあった高さでないと
途端に演奏しづらくなってしまいます
私も実際、発表会で
ステージに上がったとき
演奏前にイスの高さを
何度も確認していました
高さの目安としては
足をしっかりと床に付けて
鍵盤に手を置いたときに
腕の角度が90~100度に
なった時です
高すぎてしまうと
腕が伸びてしまい
逆に低すぎると
肘や手首が下がり
余計な力が入り易く
なってしまいます
イスに座るときは
必ず浅く腰掛けて下さい
深く腰掛けてしまうと
腕が伸びた状態で
演奏することに
なってしまいます
ピアノは腕や上半身で
指の重心をコントロールします
腕が伸びた状態になると
そのコントロール調整が
上手くいかなくなってしまいます
またイスの置く位置も重要です
ピアノと近すぎる位置に置くと
窮屈で腕を上手く動かせません
逆に遠すぎてしまうと
腕のコントロールが上手くいきません
肘の位置が上半身よりも
前の方に来るとちょうどいい
位置になります
②背筋
演奏するときは背もたれに
寄りかからず
背筋をしっかり伸ばして下さい
猫背で演奏すると
見た目的にも
自信ないように見えますし
肩に余計な力が
入りやすくなってしまいます
背もたれに寄りかかると
だらしなく演奏している
ように見えますし
上体が後ろに行くことで
腕が伸びコントロールが
しにくくなってしまいます
③手の形
演奏する手の形は
横にべたっと広げた状態でもなく
かといって必要以上に
丸めてもいけません
上の画像のように
手全体が緩やかな
カーブを描いている状態が
正しい手の形です
このときポイントとなるのは
「力を抜いた状態」で
手を置くことです
がちがちに力が入ってしまうと
ぎこちない動きになってしまいますし
速い曲を演奏するときにも
指がついて行かなくなってしまいます
④肩や肘
演奏するときに
肩が上がってしまっているのは
正しい姿勢とはいいません
腕全体に余計な力が
入ってしまう原因になります
また筋肉に力を入れている
状態ですので
演奏途中に疲れてしまいます
客観的に見ても
何だか縮こまって
演奏しているように
見えてしまいます
肘は鍵盤に手を置いたとき
手首と水平な位置に来るようにし
上半身から少し離して下さい
いかがでしたか?
ピアノを弾く上で大事なのは
「脱力した状態」
になることです
ピアノの前に座ったらまず
肩をグ~っと上に上げて
そのままストンっと
下に下ろしてください
どうですか?
良い具合に力が
抜けたのではないでしょうか
それが「ちょうど良い脱力状態」です
演奏間に必ず実践しましょう!!!
そしてこの記事を読み終わったら
イスを用意して
ポイントを意識しながら
「正しい姿勢」を作ってください!
そして鏡やスマホのカメラで
自分の姿勢を客観的に見て
「変になっているところはないか」
とチェックしましょう!
姿勢が悪いとそれは演奏にも
影響を及ぼします
正しい姿勢を身につけて
理想の演奏にまた一歩
近づきましょう!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!