ピアノと指の太さって関係ある?
こんにちは!
ノッブでーす!
今回はピアノを弾く上で必須のもの!
ズバリ!!!
【指】をテーマに書いていこうと
思います!!!
ではまず。
皆さん、自分の両手を広げて
指を見てみてください。
太さはどうですか?
自分で見てみて、太いと思いますか?
それとも細いですか?
この記事を読んでいる人の中には
もしかしたら
「ピアノ弾く人って
みんな指細いんじゃないの…?」
なんて思っている方もいるんじゃないですか?
特に女性ピアニストなんかは
細くてスラリとした指で
曲を演奏しているという
イメージがあるのでは?
確かに細くて綺麗な指で
演奏が出来たらいいなって
私も思います。
でも
私は
正直言って
「指の太さはピアノを始める上では関係ない」
ってぶっちゃけ思っています。
実際私もピアノを10年間
習い事としてやっていた訳ですが
指は細くも何ともなかったです。
むしろ太い方でした。
なぜなら、小さい頃
指の関節を鳴らす行為を
真似していた時期があるからです。
兄弟がよく指を
パキパキ鳴らしているのを
見ていた影響で
私もよく鳴らしていました。
当時の私からしたら
「指の関節を鳴らす行為」って
どことなく「かっこいい…」と
思う節もあったくらいです。
でも教室の先生や友達は
みんな指が細くて
それを見て
「あれ?もしかしてピアノ弾く時に
指が太いのってまずいことなのかな?」
って思うようになりました。
でもよくよく考えてみると
私は教室の先生に
指が太いことを
注意されたことがありませんでした。
むしろ
「ノッブさんは鍵盤を叩く力が強いから
音がしっかり聞こえてていいね」
「大きい音がなかなか出せなくて
苦労している子もいるから凄いね」
って褒められることが多かったのです。
よくよく考えてみると
男性でも活躍しているピアニストさんって
女性みたいに指が細くないですよね?
むしろ程よく指に筋肉が
付いている方だと思います。
私の男友達でピアノが上手い人の手を見ると
結構ガッシリしている手でした。
(ちなみにその子は当時野球少年でした)
このように
ピアノを弾く上で重要なのは
「指の太さ」
ではなく
「指の筋肉がちゃんと付いているか」
ということです。
「でも私そんなに指の筋肉ないし…」
と思った方
大丈夫です!!!
腹筋を鍛えるために
筋トレをするように
指の筋肉も
鍛えることが可能です!
私がよくやっていた方法として
「水平な場所に手のひらを乗せて
指だけを上下に動かす」
方法です。
一見めちゃくちゃ簡単に思えますけど
これが意外と上がりません。
特に薬指が。
ピアノで指を動かす支点になるのって
指の付け根辺りなんですけど
その部分って「腱」で繋がっていて
なかなか独立した動きって難しいんですよね。
1本だけ上がる高さが違うと
音にも差が出てきてしまうので
このトレーニングは
効果的だと思います。
是非、両手の親指から小指までを
それぞれ10回ずつ
1日2~3セット程を目安に
続けてもらえたらと思います。
ですが、無理に行なってしまうと
指がつったり
痛めてしまうことになりますので
無理のない範囲で行なってください。
他にもやっていた方法としては
「実際にピアノを弾いているような
手の形にして指を上下させる」
方法です。
これは上記に書いたトレーニングに
慣れてきてから行うのが
良いと思います。
私がこれをやっていた目的としては
「鍵盤をちょうど良い力で叩けるか」
です。
手の形としては
片手で1個の卵を
ふんわりと持っているような
イメージです。
親指が自然と横向きに
そして中指の手の甲にある関節が
盛り上がっていれば
正しい形になります。
その形のまま
これも水平な場所に手を置きます。
場所は机など
固めの場所がおすすめです。
そして変に指に力を入れず
リラックスした状態のまま
指を上下に動かします。
「トンッ、トンッ!」
という小気味良い音が
鳴っていればOKです。
最初の方にも書きましたが
ピアノって「指の太さは関係ありません」
大事なのは「指の筋肉」です。
安定した音を出す他にも
演奏中に指が吊らないように。
ワンランク上に行くならば
テンポの速い曲を弾く時に
指が速く動かせるように
指を鍛えるだけで
かなりいい事づくめです。
実際私も小学生の頃
指の筋肉のお陰で
弾くことの出来た曲があります。
有名なベートーヴェンの
「月光 第三楽章」です。
これは曲の最初から
テンポの速い曲なので
是非YouTubeなどで
聴いてみて下さい!
もし指の太さのことを気にして
ピアノを弾くことに踏み込めなかった人!
その心配は今日で終わりにしましょう!
そして指の筋肉があまりない…
と思っている人!!
この記事に書いたトレーニングを
是非実践してみましょう!
ピアノは誰でも気軽に始められる
楽器のひとつです。
指の事を気にして
ピアノを諦めるなんて
そんなの勿体なさすぎます!
この記事を読んで
少しでも皆さんの不安が解消されれば
幸いです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!