曲の理解につなげよう! 譜読み攻略~強弱記号編 そのいち~
こんにちは!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【強弱記号そのいち】
です!!!
楽譜の中には
必ずと言っていいほどに
強弱記号があちこちに
散りばめられています!
強弱記号はその名の通り
記号で様々な音の強弱を表しています
これにより、音楽には
「メリハリ」が生まれてきます
………想像してみてください………
ずーーっと
音の大きさが強い演奏の曲
またはずーーっと
微かな小さい音の曲
これを4分間くらい
聞き続けていると………?
どうですか?
音の大きさに変化がないと
飽きてきませんか?
つまらなく聞こえてはきませんか?
強弱記号は楽譜の中に
ちょろっと書かれている記号だと
思われるかもしれませんが
これで案外大切な役割を
担っているのです!!!
侮るなかれ!!!
また強弱記号を守ることは
「曲の理解にも繋がってくる」
と私は考えています
曲には必ず、「作曲者」がいます
楽譜の中の様々な指示も
その作曲者が
「この部分はこうした方が
魅力的だ、効果的だ」
という考えのもと
書き込まれています
明るい場面のときは大きく
悲しい、暗い場面には小さく
強弱の変化から
その曲のストーリーが見えてきます
作曲者の意図が汲み取れます
そんな大事な記号の意味を
理解していないと
その曲の魅力を最大限
引き出せません!!!
無視やスルーはいけません!
作曲者の思いを
無視していることになります!!
LINEのメッセージを
既読無視しているのと
同じです!!!
ですが覚えていく
強弱記号の種類は多いので
以下で項目別にご紹介していきます!
一緒に見ていきましょう!!!
それでは!!!
➀ピアニッシッシモ
アルファベットの「P」が
3つ繋がった記号です
このときの音の大きさは
「もの凄く弱く」です
すごく弱くではありません。
「ものすごく弱く」ですよ!!!
打鍵のスピードをゆっくりにすれば
弱い音を出すことが出来ます
②ピアニッシモ
アルファベットの「P」が
2つ繋がった記号です
このときの音の大きさは
「すごく弱く」です!
これも打鍵の速さはゆっくり!!
鍵盤に優しくふれるイメージで!
③ピアノ
アルファベットの「P」の記号です
このときの音の大きさは
「弱く」です!
打鍵はゆっくりと、緩やかに
鍵盤に指を下ろしてください!
④メゾピアノ
ピアノの「P」に新たに
「m」が加わった記号です
このときの音の大きさは
「少し弱く」です!
少し弱く、ですので
ピアノを弾いたときの打鍵の速度より
気持ち速くしてみましょう
⑤メゾフォルテ
「強い」という意味を表す「f」に
「m」がくっついた記号です
このときの音の大きさは
「少し強く」です!
フォルテ系を弾くときの
打鍵の速さは、「速く」
が基本です
メゾフォルテの場合は
あまり速くやりすきてしまうと
音量はフォルテやフォルテッシモに
なってしまいます!
⑥フォルテ
「m」が外れ、「f」だけになりました
このときの音の大きさは
「強く」です!!
打鍵のスピードは「速く」です!!
指を鍵盤に対して垂直に落とす
イメージで叩くと良いです
⑦フォルテッシモ
「f」が2個くっついた形になります
このときの音の大きさは
「とても強く」です
フォルテよりも大きな音です
もちろん、打鍵の速さは
「フォルテのときより速く」
ですよ!
⑧フォルテッシッシモ
「f」が3個くっついた形です
このときの音の大きさは
「もの凄く強く」です!!!
「フォルテッシモより
速いスピードで」!
決して力業ではありません
全ては打鍵の速さ!指にかかってますよ!
しかし、やりすぎて
指を捻挫してしまわないよう
細心の注意を!!!
いかがでしたか?
画像と共に
各記号の音の強さを
ご紹介してきました
「音の大きさは打鍵のスピードで決まる」
これを意識してください
ピアノの音はちゃんと
「音」として響かせ
鳴らさなくてはいけません
ただ力任せに弾いても
それはただの「大きい/小さい音」です
以下の記事で指のトレーニング法を
ご紹介していますので
是非実践してみましょう!
他にも、実際にYouTubeに上げられている
演奏曲を聴いてみて、音の強弱の度合いを
耳で感じるのも効果的です!!
私が好きなチャンネルのリンクを
載せておくので
クリックして今すぐ聴いてみましょう!!!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!!