各音符の収容数はこのくらいです 譜読み攻略~拍子編~
こんにちは!!
ノッブです!
今回のテーマは………
【拍子】
についてです!
皆さんも「4拍子」や「3拍子」
といったことばを
一度は聞いたことがあると思います
音楽にはこの他にも様々な
「拍子」が存在します
「拍子]とは複数の拍がまとまりを作り
これが反復することをいいます
「拍」は一定の間隔で叩かれる音で
これはリズムを取るときの基本となります
音楽の楽譜には曲の始めに
拍子記号として「分数」のような
形で表記していることが多いです
このような拍子記号は
「○○分の××拍子」と読み
○○には下の数字、××には上の数字が
入ります
上の画像を例にすると
左から「2分の2拍子」、「4分の2拍子」
「4分の3拍子」、「4分の4拍子」
と読みます
当然、この他にも拍子の種類は
存在します
「拍子」は1小節内に入る
音符の数や種類を決める役割を
持っています
つまりち拍子をちゃんと理解していないと
リズムの取り方がめっちゃくちゃに
なってしまうのです
ここでは拍子や拍子記号の種類について
ご紹介しようと思います!
A.拍子
➀2拍子
2つの拍がまとまりをつくり
反復する拍子のことを2拍子といいます
主に行進曲などに使われています
参考動画↓
②3拍子
3つの拍がまとまりをつくり
反復する拍子のことを3拍子といいます
ワルツなどはこの拍子で演奏されています
参考動画↓
チャイコフスキー : バレエ組曲「くるみ割り人形」 花のワルツ
③4拍子
4つの拍がまとまりをつくり
反復する拍子のことを4拍子といいます
私たちが聞く拍子はこの4拍子になります
ジャズやロックはこの拍子をよく使います
参考動画↓
B.拍子記号
➀4分の4拍子
これは4分音符が1小節内に4つ入る
ということを意味しています
もちろん他の長さを持つ音符も
1小節内に入ってきますが
1小節に付き4分音符4つ分の
長さが入る。と考えると分かりやすいです
4分の4拍子は以下のように
別の記号で書かれることもあります
この記号は時々登場することが
あるので、しっかり覚えておきましょう!
②4分の3拍子
これは4分音符が1小節内に3つ入る
ということを表しています
③4分の2拍子
これは4分音符が1小節内に2つ入る
事を表しています
④2分の2拍子
これは2分音符が1小節内に2つ入る
事を表しています
この表記の仕方の他に
分数のような形で表記される
こともあります
⑤8分の6拍子
これは8分音符が1小節内に6つ入る
事を表しています
いかがでしたか?
今すぐこの記事で載せた各拍ごとの曲を
再生してみて
「1、2、3、1、2、3!」
という風に自分で声を出して
拍の確認をしてみましょう!
一緒に手を叩いてみるのも効果的です!
また、各拍子記号が表記された
短めのフレーズを載せておきますので
こちらも拍子を声に出しながら
リズムを手で叩いてみましょう!
A.4分の4拍子
B.4分の3拍子
C.4分の2拍子
D.2分の2拍子
E.8分の6拍子
数種類の音符や休符が使われていて
よく分からないのであれば
長い長さを持つ音符を細分化して
叩く手も細かいリズムで叩くと
分かりやすくなりますよ!
Ex.4分音符1つを8分音符2個と考える
「音符の長さを忘れてしまったー!」
「休符わかんないー!」
って人は以下の記事をお読み下さい!
最後まで読んで下さり
ありがとうございました!
役割とスタートラインは違うので注意が必要です 譜読み攻略~五線と音部記号編~
こんにちは!
ノッブです!
今回のテーマは………
【五線譜と音部記号】
です!!
皆さんも一度は見た&聞いたことのある
曲のメロディーが書かれた「五線譜」の楽譜
これまた皆さんが見た&聞いたことのある
「音部記号」と呼ばれるもの
今回はこれらについて
ご紹介していこうと思います!!
私たちがよく聞く
「ドレミファソラシド」
の音は全て五線譜の中に書き込むことが
出来るのですが………
「○○の音を書いて!」と言われて
ぱっとすぐかける人!手を挙げて!
………音楽?何それ美味しいの?
みたいな人や
楽譜にあまり触れる機会が無かった人には
難しいですよね
しかも先程名前の挙がっていた
「音部記号」の種類によっては
その「ドレミファソラシド」の音も
記号によって五線譜上で
書かれる位置が全く異なります
こうも違ってきてしまうと
知識があると無いとの差は歴然です
まず
譜読みはままならない
と思って下さい
だってクラシックなどの曲を弾くときに
右手と左手で使われる音部記号が別ですから
全部の音部記号で
「ドレミファソラシド」の
書かれる位置は全部おんなじ!
なんて考え
「今すぐ捨てて下さい」
逆に言えば
ここで五線と音部記号をマスターしてしまえば
五線譜上での音が読み解ける。
すなわち、曲のメロディーが自ずと分かってくる
ということになります
自分の弾きたい曲を弾くための
第一歩として!
是非とも覚えていって下さい!
それでは早速見ていきましょう!
➀五線
「五線」とはこのように
平行で等間隔に並べられた
五本の線のことを指します
この線を使って音の高低を表します
音の高さを見極めるポイントとしては
線の下の方に行けば行くほど「低い音」
上の方に行くほど「高い音」
となります
「ドレミファソラシド」を
この五線の中で表すと
このようになります
このように一つ一つのたまを
線の下や、線の上、間に書いていきます
ここで注目していただきたいのが
「低い方のド」です
この音だけは他と違って
たまに線が突き刺さっていますよね
この線を「加線」といいます
五線を超える高い&低い音を表すときは
このように加線を使用します
より低くor高くなるほど
線の本数は増えていきます
また、フラットやシャープ、
五線に書かれた音符の横に変化記号を
書き加えることで表現します
*「変化記号?なにそれ」な人は
以下の記事をお読み下さい!
②音部記号
この記号は、主に音の相対的な音の高さを
表すために用いられます
例えば
これは左から「ミ」と「ファ」
の音を表しているのですが
これだけではどの高さの音なのか
皆目見当がつきませんよね?
同じ「音」を出す鍵盤は
複数存在します
その中から「この音!」
と断定するのは至難の業です
そこで役割を発揮するのが
「音部記号」というわけです
正確には3種類あるのですが
ここでは基本的に覚えておいた方がよい
2種類の記号についてご紹介していきます!
A.ト音記号
皆さんが一度は目にしたことの
ある記号その1・ト音記号です
一見するとタツノオトシゴのような
フォルムをしています
これは主に
ピアノの右手部分のメロディラインや
高音域の音を表すときに使われます
そのため、別名
「高音部記号」とも呼ばれます
因みに、なぜ「ト音記号」と
呼ばれているかというと
その理由は日本式の音名に由来します
実は「ドレミファソラシド」という呼び方は
イタリア語式の音名に由来しています
日本式では何と呼ぶのかというと
「ハ二ホヘトイロハ」
という言い方をします
五線上でト音記号を書くとき
書き出しはちょうど
下から2番目の線の上(「ソ」の音の位置)
になります
「ドレミファソラシド」と
「ハニホヘトイロハ」とを
照らし合わせてみると………
「ソ」は「ト」と
対応していることが分かります
以上のことから
「ト音記号」の「ト」は
書き出しの音が「ト(ソ)」
だからだということが分かりますね!
B.ヘ音記号
皆さんが一度は目にしたことの
ある記号その2・ヘ音記号です
耳みたいなフォルムをしています
これは主に
ピアノの左手部分のメロディラインや
低音域の音を表すときに使われます
そのことから別名
「低音部記号」とも呼ばれます
なぜヘ音記号というのか?
それは先程のト音記号の時と
同じ考え方から導きだせます!
ヘ音記号は五線上での書き出しは
上から2番目の線の上(「ファ」の音)
となります
「ドレミファソラシド」と
「ハニホヘトイロハ」を照らし合わせると
「ファ」は「ヘ」と対応してますね
以上のことから、ヘ音記号の「ヘ」は
書き出しが「ヘ」(「ファ」)の音から
始まるからということが分かりますね!
③五線譜上の「ド」の位置
記事の最初の方に書いたことを
思い出して下さい
〈全部の音部記号で
「ドレミファソラシド」の
書かれる位置は全部おんなじ!
なんて考え
「今すぐ捨てて下さい」〉
この項目ではその理由について
ご紹介します
まず「ドレミファソラシド」
の赤字で示した音の書かれる位置が
全く異なります
詳しく見ていきましょう
上の画像のように各音部記号での
「ドレミファソラシド」の位置が
全く異なっていることが分かりますよね?
ト音記号の時は加線1本を加えた
五線よりも下に書かれたたまを「ド」
ヘ音記号の時は下から2番目と3番目の
線の間に書かれたたまのことを「ド」
としています
また以下の画像をご覧下さい
ト音記号内の低い「ド」と
ヘ音記号内の高い「ド」は
同じ高さの「ド」を表しています
このように記号ごとで
書かれ方は違うが
音の高さは同じということが
ありますので注意が必要です!
いかがでしたか?
ここまで読まれた方は以下の画像を
拡大コピーしてください↓
そして空いているところに
音部記号の名称や
「ハニホヘトイロハ」の音名を
メモして壁にベタッと貼っておきましょう!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!!
「誘導係の指示には必ず従って下さい」~反復記号編~
こんにちは!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【反復記号】
です!!
楽譜は基本的に左から右に向かって
小節ごとにフレーズを演奏していきますよね
ですが時々
進路変更を指示する記号が
楽譜の各所に現われることがあります
それが「反復記号」です
文字の通り、この記号が出てきたときは
前で演奏した小節を繰り返し弾く
という指示が出ています
皆さんがよく聞く歌にも
一番と二番がありますよね。
歌詞は違いますが
メロディーラインをよく聞いてみると
同じフレーズが続いていることがよくあります
(もちろん、例外はありますが)
それと同じで
ピアノの曲にも同じフレーズを
繰り返し演奏するときがあるのです
ピアノの楽譜はまったく同じフレーズを
再度書いてあげる。なんて
そんな優しいことはしてくれません
「前のページに書いてあるだろ。それ見て」
なんて答えが返ってきますよ。絶対。
全く同じものを書くという
二度手間を避けるために
「反復記号」という便利な記号を
用いているのです
反復記号を知らなかった場合
曲の繋がりがおかしくなってしまう
事態が生じます
本来はあるはずの部分をすっ飛ばして
記号を無視してそのまま進んでしまって
いるのですから、当然ですね
反復記号が書かれているより後のフレーズは
作曲者が抜けてしまったその部分と
合うフレーズを考えた上で成り立っているものですから
そりゃおかしくもなります
逆にしっかりと
「この記号はここに戻れって
指示だから次弾くのはここだな」
と把握が出来ていれば
上のような事態は起こりようがありません
「反復記号」といっても
繰り返す範囲や
場所は曲によってまちまちです
短い範囲だったり
最初の方に戻って弾いたり
ある一定の場所まで弾いたら
別の場所に飛んで続きを弾いたり
様々です
ですが!以下でしっかりと
画像を交えた上で
具体的に
「どこからどこまで繰り返すのか」
「次はどこに飛べばいいのか」
を説明していこうと思います!
ではでは!早速見ていきましょう!!
➀リピート記号
この記号は主に2種類に分けられます
2種類といってもリピートの始まりと
終わりを表すものですので
そんなに難しくはないですよ!
A
まずはこちら!
「リピートの始まり」という意味を持つ
リピート記号です
この記号と鏡対照の記号が
このあと出てくるのですが
この記号はそれと対になっています
B
では、その対となる記号を
見ていきましょう!
これは「前に戻る」という
意味をもちます
基本的にはAで紹介した記号とセットで
書かれることが多いのですが
曲によってはAが書かれて
いないこともあります
ですので、Aが無いときは
一番初めから繰り返して下さい!
ではここで例題を1つ
このように楽譜に書かれていた場合
弾く順番はAとBの間にリピート記号がある為
A→B→A→B→C
となります
②1番カッコ、2番カッコ
この記号は1番カッコが
「1回目で弾く部分」
2番カッコが「2番目に弾く部分」
を表しています
例題で具体的に説明していきます
上のように2小節目に1番カッコ
3小節目に2番カッコが書かれています
このときに弾く順番は
1→2→1→3→4
となります
注意して欲しいのが赤い数字で
表した部分です
1、2と弾いた後リピート記号で
再び1に戻るわけですが
2小節目には1番カッコがついていますよね
先で説明したとおり、1番カッコは
「一回目に弾く部分」を意味します
2小節目は一度弾いたので
2回目に弾くのは2番カッコが付いている
3小節目ということになります
③ダ・カーポ(D.C.)
「ダ」はイタリア語で「~から」
「カーポ」は「最初」という
意味を持ちます
つまり「最初から」という
意味になり、この記号が出てきたら
曲の最初に戻るという指示になります
画像のように小節の下に
D.C.は書いてあるので
この記号が出てきたら
曲の一番最初まで戻って下さい
そして必ず「Fine」と書いてある
小節まで演奏して下さい
*Fineについては以下で説明します
④ダル・セーニョ(D.S.)
これが出てきたら
その小節から「セーニョ」という
記号まで戻って下さいという
指示が出ています
セーニョというのは
このような記号です
主に小節の上に書かれています
画像のようにD.S.まで演奏したら
セーニョまで戻り
Fineまで演奏をして下さい
*Fineについては以下で説明
⑤フィーネ(Fine)
お待たせしました「Fine」です
この記号はD.C.やD.S.で繰り返した後の
曲の終了を意味します
実はフィーネと同様の意味で使われる
記号が実は存在します
その記号とはフェルマータです
「え?フェルマータ??」
と思った方いると思います
「何それ」と思った方は
以下の記事を今すぐ読んで下さい
一度フェルマータについては
奏法記号の記事にてご紹介しました
しかし、奏法記号の役割を持つ傍ら
実はフィーネと同じ「曲の終了」を
表すという役割も持っているのです!
「でも、どうやってそんなの見分けるの?」
大丈夫です!見分け方はきちんと
ありますのでご安心を!!
その違いは
「音符の上に書いてあるか否か」
です!!
曲の終了を表すとき
フェルマータは複合線の上に書いてあります
⑥コーダ(Coda)
この記号が出てきたときは
D.C.やD.S.で戻ったあと
「コーダのある小節まで演奏したら
同じ記号が書かれている小節までワープする」
という指示になります
つまりコーダに挟まれている小節は
2回目は演奏しないということです
上の画像で説明します
AとBの間、CとDの間に
コーダが書かれていますね
一度繰り返した後にコーダから
コーダに飛ぶので
このとき弾く順番は
A→B→C→A→D
となります
コーダに挟まれた部分は
ワープにより演奏しないので
BとCは1回目しか演奏していません
いかがでしたか?
反復記号もかなり頻出の
記号となるので
しっかりと暗記をしておきましょう!
以下のリンクでは
反復記号の説明の他
それらに関する練習問題が
掲載されていますので
復習も兼ねて早速取り組んでみましょう!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!
メトロノーム片手にいざチェック!!! ~テンポ用語編~
こんにちは!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【テンポに関する用語・記号】
です!!
ピアノの楽譜には
曲の冒頭部分によく
「この曲はこのテンポで弾くとよい」
という指示が書かれています
上の画像で言う
「Allegretto」などですね
この曲全体の速さは
遅いのか?
それとも速いのか?
その判断材料となるのが
速度記号となるのです
曲全体の雰囲気を決めるので
ある程度の用語は押さえておかないと
イメージダウンにも繋がります
本来はゆっくり弾く曲で
静かな雰囲気なのに
「簡単だから、ちょっと
速めでもいいよね!!」
と勝手な自己判断で速く弾いちゃうと
忙しない曲に聞こえてしまいます
これって自分から
曲の雰囲気ぶち壊しに
行ってるようなものですよ?
この他にも用語では無く
数字で速さを表すものや
曲の途中で速さが変化するときに
つけられる用語や
意味をより強めるために
つけられる標語もあります
今回は基本的に覚えておけばよいものを
項目別でご紹介していければな!
と思います!!
ではでは!!
早速以下で見ていきましょう!
➀メトロノーム記号
でも。これを説明する前に。
「そもそも、メトロノームってなんぞや??」
って頭がはてな?な人もいると思います
メトロノームというのは簡単にいうと
「正確なテンポを取るために用いる機械」
のことをいいます
このようなフォルムをしたものを
一度は見たことある人もいると思います
現在はねじ巻き式や電子系
スマホのアプリなど
その種類は複数に渡ります
では改めまして。
記号の説明に戻りたいと
思います!
実は楽譜の最初に
このような記号が書いてあるのですが
皆さんご存じでしたか??↓
これが「メトロノーム記号」と
呼ばれるものです
一見方程式のようにも見えるこの記号
これは「ベースとなる音符」を
「一分間に何回打つか」
を表しています
上の画像を例にすると
「四分音符」を
「一分間に120回打つ」
という意味になります
次は文字で表記されている
速度記号になります
主に「イタリア語」で
書かれることが多いので
読み方を括弧内に書いておきました
それと、速さの目安として
メトロノーム記号も追記しておきましたので
テンポの程度を把握する手がかりとして
ご利用下さい!!!
ではでは!!見ていきましょう!!!
②「遅いテンポ」を表すもの
・Largo(ラルゴ)→すごく遅く(♩=46)
・Lento(レント)→遅く(♩=52)
・Adagio(アダージョ)→緩やかに(♩=56)
③「ほどほどのテンポ」を表すもの
・Andante(アンダンテ)
→歩く速さで(♩=72)
・Maestoso(マエストーソ)
→荘厳に、威風堂々と(♩=80)
・Moderato(モデラート)
→中くらいの速さで(♩=96)
④「速いテンポ」を表すもの
・Allegretto(アレグレット)
→やや速く(♩=108)
・Animato(アニマート)
→活き活きと速く(♩=120)
・Allegro(アレグロ)
→速く(♩=132)
→快速に(♩=160)
⑤途中でテンポが変わる時の記号
・accelerando(アッチェレランド)
→「accel.」とも。段々速く
・ritardando(リタルダンド)
→「rit.」とも。段々遅く
これらに関しては例として
の動画を添付します
序盤でテンポが遅くなったり
速くなったりしてますので
耳を澄まして聴いてみて下さい!!
ショパン: ポロネーズ 第2番 変ホ短調 Op.26-2 アシュケナージ 1983
・a tempo(ア・テンポ)
→変化した速度を元のテンポに戻す
いかがでしたか?
今回ご紹介したもの以外にも
速度記号は存在します
ですがまずはこの記事で
紹介した記号を
紙に書き出して見える所に
貼り付けて暗記しましょう!
そして、メトロノーム記号があるけど
どのくらいの速度なのか分からない!
と思いますので
お手元に今すぐスマホ等を
ご用意して
メトロノーム専用のアプリを
ダウンロードして下さい!!
私のおすすめは
「Smart Metronome &Tuner」
というアプリです!!
速度は言葉で説明しても
なかなか理解しづらいので
実際に自分の耳で聴いてみて
「なるほど、このくらいの速さか」
と把握してみて下さい!!!
最後まで読んで下さり
ありがとうございました!!!
無表情演奏回避!! 演奏に色をつけよう!~奏法記号編~
こんにちは!!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【奏法記号】
です!!
これまでは音符や休符
強弱記号などについて
ご紹介していきました
ですがピアノには
それだけではなく
「奏法記号」というのも
存在します
この記号はその名の通り
演奏をする上での弾き方を
指示する記号となります
これからご紹介していく記号は
かなり頻出の部類に入る
ものとなります
奏法というのは曲に
表情をつけていく
重要な役割を担っています
つまり………
この記号を無視すると
いうことは
自分から
「無表情な曲を演奏する」
といっているようなものです
どうでしょう?
ただ強弱のあるだけの
一辺倒な演奏
あなたはずっと聴いていたいですか?
「音が大きい/小さい」
だけですよ?
他の要素はありません
きっとあなたも心の中で
「つまらない演奏だ」
と思ってしまいます
そう思われることは
演奏者からしたら
悲しいことですよね?
まず、演奏者であるあなたが
一番つまらないと思います
どうせなら、楽しみながら
演奏したいですよね
そして聴いている人にも
そう思って欲しいはずです
以下で覚えておくべき
基本的な記号を
ご紹介していきますので
一緒に覚えていきましょう!
➀タイ
上の画像のように
連続した同じ高さの音を
弧線で繋ぎ
両方の音を
一つの音として認識する
一種です
*音同士のつなぎ方や切り方を
指示するもの
この場合は4分音符2個が
タイで繋がっていますので
2拍伸ばす2分音符の長さ分
伸ばすということになります
タイにするべき音が
3つ以上続く場合は
隣同士の音を繋げて
書かれます
②スラー
画像のようにタイとは違い
音の高さが異なる音同士を
繋ぎ、滑らかな演奏を
指示する記号です
表記はタイと同じですが
意味がまったく異なりますので
注意してください!!
またスラーはワンフレーズを
区切るための記号としても
使用されます
上のように3つ以上の
音符が続く場所にスラーが
つけられています
これはスラーのつけられている
範囲をワンフレーズと捉え
そこはひとまとまりの音として
聞こえるように演奏してください
という指示なのです
③スタッカート
これが出た時は
「音を短く切った演奏をせよ!」
という指示が出ています
長さはだいたい1/2程です
ただし!
ただ音を短く切ってはいけません
曲の雰囲気に合わせ
切り方も一工夫する必要があります
例えば、軽やかな雰囲気の曲なら
はねるようなイメージで
切羽詰まったような雰囲気なら
鋭くとがったイメージなどの
工夫ができます
参考としてブルクミュラーの
『アラベスク』の動画を載せておきます
メロディーラインではない
左手の低い音の伴奏に
耳を傾けて聴いてみて下さい!!
ブルグミュラー/25の練習曲 2.アラベスク ,Op.100/演奏:友清祐子
④テヌート
この記号の指示は
「音符の長さを十分に保った
演奏をせよ!」
です
イメージとしては
深い打鍵をして
鍵盤に重みをのせ
十分に音を響かせる感じです
⑤レガート
これは主に
「legato」
と楽譜では表記されます
意味としては
「音同士を途切れさせること無く
滑らかに演奏する」
になります
人の眼みたいな記号ですよね
これは音符や休符の長さを
目安として2~3倍伸ばす
意味をもちます
曲の終わりで余韻を
残した演奏をするときなどに
使われます
⑦マルカート
これは楽譜上では
「marcato」
と表記されます
意味は
「1音1音をはっきりと弾く」
という意味になります
⑧ペダル記号
ピアノには3本のペダルが
付いているのですが
この記号が出てきたときは
一番右のペダルを踏みます
画像のように
左が「ペダルを踏む」
右が「ペダルを離す」
指示となります
いかがでしたか?
特に➀~④は頻出の記号ですので
自分でイラストと簡単な説明を
手書きで書き出して
よく目にする場所に
張り出しておきましょう!
最後まで読んで下さり
ありがとうございました!!
アルファベットだけじゃない!?強弱記号をご紹介 譜読み攻略編~強弱記号 そのに~
こんにちは!!!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【強弱記号 そのに】
です!!!
前回も同様に強弱記号について
書いていきましたが
何せ種類が多く………
ですので今回も
引き続き同じテーマで
ご紹介していきたいと思います!!
前回の記事で
「強弱は曲のメリハリを
つけるために必要だ」
という事を書きました。
そのため主に
「音の大きさ」を指示するもので
なおかつ頻出度の高いものを
先にピックアップしていきました
「なんだったっけな~汗」
「覚えてないや」
なーんて方は今すぐに………
!!下のリンクを即チェック!!
してください!
↓前回の記事
今回はこれの他に
頻出の記号と
覚えていた方が楽♪なものを
ご紹介していきたいと思います!!
これを見て
さらに自分の音楽表現の
可能性を広げちゃいましょう!!
➀クレッシェンド
細長な、ワニの口のような
形をしています
この記号が出てきたら
「音を徐々に大きくする」
という指示が出ていることに
なります
上の画像を例に説明していきます
一小節目をご覧ください
1つめの音符から4つめの音符にかけて
クレッシェンドがつけられています
これはこの4つの音の演奏中に
音を徐々に大きくしていください!
というメッセージが込められています
クレッシェンドは時に
「cresc.」
というアルファベット表記で
書かれていることも多いです
②デクレッシェンド
先の鋭い針のような
形をしています
この記号が出てきたら
「音を徐々に小さくする」
という指示が出ていることに
なります
またまたこの画像で説明していきます
2小節目をご覧ください
1つ目から2つ目の音符にかけて
デクレッシェンドが書かれています
これはこの2つの音の間で
音を徐々に大きくしていください!
というメッセージです!
デクレッシェンドの表記は時たま
「dim.」(ディミヌエンド)
と書かれます
ディミヌエンドの意味は
デクレッシェンドと同じです
③アクセント
形はデクレッシェンドと
似ていますが、長さが違います
また、この記号は
デクレッシェンドと違い
音符の真上や真下に付きます!!
形だけ見ると紛らわしいですが
書かれる場所が大違いですので
お忘れ無きように!
↑ここ重要!テストに出ますよ!!!
こちらは前回の記事で
ご紹介した記号と同じ
「音の大きさ」を指示するものです
この記号は
「強い音を出した後、すぐに小さくする」
という意味を持ちます
「よく分からない………」
という方の為に
こちらの動画を載せておきます↓
ピアノオンリーの動画ではありませんが
序盤の歌い出しが
フォルテピアノになっています
耳をよくそばだてて
聴いてみてください!
個人的にはこの曲は
お気に入りです!!
高校の頃の合唱コンクールで
他のクラスが歌っていた曲なのですが
曲の感じが良くて
とても気に入っています
いかがでしたか?
強弱記号はこの他にも
たくさんあるのですが
全てを挙げてしまうと
長くなってしまいますので
よく出る記号を2回に分けて
ご紹介させていただきました!
以下に、強弱記号をまとめたサイトの
リンクを貼っておくので
復習のため、今すぐ下のリンクを
クリック&チェック!!して下さい!!
https://composer-instruments.com/theory-dynamic-marks/
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!
曲の理解につなげよう! 譜読み攻略~強弱記号編 そのいち~
こんにちは!
ノッブです!!
今回のテーマは………
【強弱記号そのいち】
です!!!
楽譜の中には
必ずと言っていいほどに
強弱記号があちこちに
散りばめられています!
強弱記号はその名の通り
記号で様々な音の強弱を表しています
これにより、音楽には
「メリハリ」が生まれてきます
………想像してみてください………
ずーーっと
音の大きさが強い演奏の曲
またはずーーっと
微かな小さい音の曲
これを4分間くらい
聞き続けていると………?
どうですか?
音の大きさに変化がないと
飽きてきませんか?
つまらなく聞こえてはきませんか?
強弱記号は楽譜の中に
ちょろっと書かれている記号だと
思われるかもしれませんが
これで案外大切な役割を
担っているのです!!!
侮るなかれ!!!
また強弱記号を守ることは
「曲の理解にも繋がってくる」
と私は考えています
曲には必ず、「作曲者」がいます
楽譜の中の様々な指示も
その作曲者が
「この部分はこうした方が
魅力的だ、効果的だ」
という考えのもと
書き込まれています
明るい場面のときは大きく
悲しい、暗い場面には小さく
強弱の変化から
その曲のストーリーが見えてきます
作曲者の意図が汲み取れます
そんな大事な記号の意味を
理解していないと
その曲の魅力を最大限
引き出せません!!!
無視やスルーはいけません!
作曲者の思いを
無視していることになります!!
LINEのメッセージを
既読無視しているのと
同じです!!!
ですが覚えていく
強弱記号の種類は多いので
以下で項目別にご紹介していきます!
一緒に見ていきましょう!!!
それでは!!!
➀ピアニッシッシモ
アルファベットの「P」が
3つ繋がった記号です
このときの音の大きさは
「もの凄く弱く」です
すごく弱くではありません。
「ものすごく弱く」ですよ!!!
打鍵のスピードをゆっくりにすれば
弱い音を出すことが出来ます
②ピアニッシモ
アルファベットの「P」が
2つ繋がった記号です
このときの音の大きさは
「すごく弱く」です!
これも打鍵の速さはゆっくり!!
鍵盤に優しくふれるイメージで!
③ピアノ
アルファベットの「P」の記号です
このときの音の大きさは
「弱く」です!
打鍵はゆっくりと、緩やかに
鍵盤に指を下ろしてください!
④メゾピアノ
ピアノの「P」に新たに
「m」が加わった記号です
このときの音の大きさは
「少し弱く」です!
少し弱く、ですので
ピアノを弾いたときの打鍵の速度より
気持ち速くしてみましょう
⑤メゾフォルテ
「強い」という意味を表す「f」に
「m」がくっついた記号です
このときの音の大きさは
「少し強く」です!
フォルテ系を弾くときの
打鍵の速さは、「速く」
が基本です
メゾフォルテの場合は
あまり速くやりすきてしまうと
音量はフォルテやフォルテッシモに
なってしまいます!
⑥フォルテ
「m」が外れ、「f」だけになりました
このときの音の大きさは
「強く」です!!
打鍵のスピードは「速く」です!!
指を鍵盤に対して垂直に落とす
イメージで叩くと良いです
⑦フォルテッシモ
「f」が2個くっついた形になります
このときの音の大きさは
「とても強く」です
フォルテよりも大きな音です
もちろん、打鍵の速さは
「フォルテのときより速く」
ですよ!
⑧フォルテッシッシモ
「f」が3個くっついた形です
このときの音の大きさは
「もの凄く強く」です!!!
「フォルテッシモより
速いスピードで」!
決して力業ではありません
全ては打鍵の速さ!指にかかってますよ!
しかし、やりすぎて
指を捻挫してしまわないよう
細心の注意を!!!
いかがでしたか?
画像と共に
各記号の音の強さを
ご紹介してきました
「音の大きさは打鍵のスピードで決まる」
これを意識してください
ピアノの音はちゃんと
「音」として響かせ
鳴らさなくてはいけません
ただ力任せに弾いても
それはただの「大きい/小さい音」です
以下の記事で指のトレーニング法を
ご紹介していますので
是非実践してみましょう!
他にも、実際にYouTubeに上げられている
演奏曲を聴いてみて、音の強弱の度合いを
耳で感じるのも効果的です!!
私が好きなチャンネルのリンクを
載せておくので
クリックして今すぐ聴いてみましょう!!!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!!!